安井曾太郎展 三重県立美術館

8月23日(火)、三重県の津にある三重県立美術館で安井曾太郎展を見た。
この展覧会の目玉ともいえる《金蓉》がパネルだったのがとても残念だった。宮城と茨城での展覧会場では展示できたが、今回は作品の状態を保持するため出品できないとのこと。作品保持のためであれば仕方がない。作品の亀裂について、もっと知りたかった。いまだにわたしはあの作品の亀裂をなぜ修復してしまったのか、問題に感じているからだ。

安井の特徴はなんだろうかと考えながら見ていた。はじめから半分ぐらいのところまで、とびぬけて「これこそ安井だ」と思わせる作品がなかったからだろうか。デッサンはすばらしくいい。しかし油絵になると平易になっている気がする。
途中、パネルの説明で安井らしさがあらわれた、というものがあったが、あまりその賛美に同意できない自分がいる。
まだ安井世界をわかっていないのか、安井の芸術のレベルがその程度のものか見極めるため、これからも追いかけていくべき画家の一人だ。

夏休みなので子供対象になっていたコレクション展と柳原義達記念館を見た。作品の質がとても高い。これからもコレクションを有効に使った展覧会を期待したい。
[PR]
by thinkaboutart | 2005-08-24 15:06 | 展覧会・イベント


<< 万博ボランティア マシュー・バーニー展 金沢1世... >>