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安井曾太郎展 三重県立美術館

8月23日(火)、三重県の津にある三重県立美術館で安井曾太郎展を見た。
この展覧会の目玉ともいえる《金蓉》がパネルだったのがとても残念だった。宮城と茨城での展覧会場では展示できたが、今回は作品の状態を保持するため出品できないとのこと。作品保持のためであれば仕方がない。作品の亀裂について、もっと知りたかった。いまだにわたしはあの作品の亀裂をなぜ修復してしまったのか、問題に感じているからだ。

安井の特徴はなんだろうかと考えながら見ていた。はじめから半分ぐらいのところまで、とびぬけて「これこそ安井だ」と思わせる作品がなかったからだろうか。デッサンはすばらしくいい。しかし油絵になると平易になっている気がする。
途中、パネルの説明で安井らしさがあらわれた、というものがあったが、あまりその賛美に同意できない自分がいる。
まだ安井世界をわかっていないのか、安井の芸術のレベルがその程度のものか見極めるため、これからも追いかけていくべき画家の一人だ。

夏休みなので子供対象になっていたコレクション展と柳原義達記念館を見た。作品の質がとても高い。これからもコレクションを有効に使った展覧会を期待したい。
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by thinkaboutart | 2005-08-24 15:06 | 展覧会・イベント

マシュー・バーニー展 金沢1世紀美術館

8月14日(日)、金沢21世紀美術館にてマシュー・バーニー展を見に行った。
同時に展覧会をしている「人体の不思議」展の最終日ということで、入口の混みかたはすごい騒ぎになっていた。ここのところ静かな展覧会をのんびり見ることがおおかったので、この喧噪にはかなり違和感があった。

まず、朝10時開始の映画「拘束のドローイング9」を12時半まで見る。映画内はほとんど台詞が使われず、無言のままマシュー、ビヨーク、捕鯨船の様子が映し出される。終始使われるエンブレムが気になった。エンブレムの意味と、下肢を斬り合う二人の意味を知りたいと思った。

お昼を済ませてから展覧会を見に入った。なかもそうとうな混み方だった。
この展覧会でおもしろいと思ったのはマシューのいままでの画業と作品、それから今回展示会場で行った制作活動の跡。もうすこし大きな画面でゆっくりとマシューの映像作品を見せてくれたらうれしかった。マシューがなぜ「拘束」という行為を選択したのか、そしてこの「9」でなぜこのような表現をとるに至ったのか、もう少し丁寧に示してほしかった。

コレクション展にも入った。最後の曽根裕のすべり台が楽しくて良かった。

金沢は次回、リヒター展になる。何年か前の川村での展覧会は見ている。川村とはどのような違いがみられるのか、知りたい。
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by thinkaboutart | 2005-08-24 14:50 | 展覧会・イベント